知的好奇心にあふれる毎日をつくりだす
わたしたちは、技術が大好きな生粋の技術オタク集団です。
そして、技術知識について教えることが大好きです。
XSHELLという社名は、攻殻機動隊 (THE GHOST IN THE SHELL) から発想したものです。
攻殻機動隊の描いた2029年まであと9年。人々はスマホを介して広大なネットに繋がっていますが依然その人格はそれぞれの肉体の中にあります。もしかしたら人格がアップロードされ、転送される未来が本当にくるかもしれません。
20世紀までは決められたシステムを効率良く回せる人間が求められ、人々の知的好奇心はむしろ邪魔なものとされてきたのではないかと思います。しかし、ネットが広がりAIやロボットが生まれたことにより、人々の知的好奇心が解放される時代が訪れています。
だからこそ大事なのは個別の記憶を起点とし好奇心を持って知識を吸収し、自分の力で考え、行動し、新しいものを生み出す力であり、そこで生まれる差異とオリジナリティが人格たる所以なのではないかと思います。
わたしたちは、こんな時代の訪れを感じて、これまでパワードスーツをつくったりIoTのプラットフォームをつくったりといった新しい試みを事業としておこなってきましたが、資金不足だったり、大きな競合の参入によって撤退を余儀なくされてきました。
そんな中、改めて原点にかえり、わたしたちがやりたかったことは何だろう、と考えた末にたどりついたのが、新しい技術について学ぶことを通して、知ることを楽しんで欲しいという思いでした。わたしたちは技術オタクですが、人に技術の楽しさについて教えるのが大好きだ、ということに気づいたのです。
早速とりかかったのは、新しい技術について実物を手にしながら学習してもらうためのキットをつくる事業です。
人はもともと子どもも大人も、知識を得ることで思考や表現の幅が広がることを喜ぶ生き物なのです。こういった「思考や表現の幅を広げて仕事を充実させ人生を豊かにする知識」をわたしたちは「本質的な知識」と呼んでいます。
「本質的な知識」を学ぶことで知的好奇心を大いに刺激し、みなさんの人生がより豊かになる。
そして社会に本物の技術を扱える人を増やす。
そのための人材、ツール、キット (教材) を作る。
そんな事業をおこなっていけたらわたしたちは幸せです。