AWXアンテナの自作に関して注意しなければならないこと

Facebooktwittermail

 謹賀新年2022年。今年もよろしくお願いします。

 今回は昨年、製作したAWXアンテナの自作に関しての記事を書きたいと思います。

 AWXアンテナの自作でアンテナエレメントのすき間を増やすと失敗する

 AWXアンテナですが、自作向けのアンテナで比較的、再現性は高いので自作は簡単な方だと称されます。

 1/2λ(波長)の長さのアンテナエレメントを4個、用意してX形に接合すると作りっぱなしでも動作するといわれています。

 しかし、実際にAWXアンテナの自作をしてアンテナアナライザーで測定してみると意外に初心者に自作が難しいような弱点もありました。

 昨年、自分もAWXアンテナの自作に何度か挑戦したのですが、初めはうまくいかないことが多く、失敗ばかりしてしまいました。

 アンテナ周波数を125MHzに設定し、アルミ板などで制作したこともあったのですが、残念ながら1/2λ(波長)の長さに合わせてアンテナを設計しても、実際、SWRが狂ってしまいました。

 実際、AWXアンテナの自作でアンテナとアンテナのすき間を大きくしてしまうとSWRに関してズレが生じてしまい、指定された周波数でアンテナが共振しないようなトラブルを誘発します。

 AWXアンテナを制作した際に失敗した例。塩ビパイプを活用してアルミ板をアンテナ代わりに使おうと考えたが、すき間が大きすぎて指定の周波数で共振せず。すき間が2㎝以上になるとSWRが悪化してしまい、製作に失敗してしまう。

 アンテナの強度を増すためにアルミ板でエアーバンド用のAWXアンテナを制作したのですが、アンテナとアンテナの間を広めて水道用のパイプに固定して製作した場合、残念ながらSWRがおかしくなり、失敗してしまいました。

 AWXアンテナの上下のエレメントの距離が大きいとSWRが指定した周波数とはかけ離れた値になり、設計に無理が生じます。

 AWXアンテナでエレメントの感覚を1㎝以下にしてすき間を小さくするときちんと動作した。成功したのでエポキシ系接着剤で固めて固定。アンテナエレメントのすき間が小さいほどSWRの悪化が小さい。

 結局、アルミ板で強度を増したAWXアンテナの試作には失敗したので、失敗した部品を回収して、別のアンテナ制作の実験に使うことにしました。

 AWXアンテナの製作は比較的、初心者でも簡単で感度もいいという情報をうのみにして、あれこれと実践したら意外に難しく、原因が分かるまで苦しみました。

 もしかしたらSWRが悪化し、125MHzで共振しない原因はAWXアンテナのアンテナのすき間が大きいのが原因ではないか?ということに自分でも、気が付き、再び3㎜銅パイプでAWXアンテナを再度、制作したらうまく、成功して事なきを得ました。

 AWXアンテナは屋根や建物や地上高などの影響をかなり受けるので設置にはテクニックが必要

 AWXアンテナですが、アンテナのエレメントの感覚を広くするとSWRが悪化して、共振周波数からずれてしまうトラブルが出てしまいます。

 何とかアンテナエレメントのすき間を小さくして、トラブルを解決して指定された周波数でSWRを落ち着けて成功したと思ったら、そこで問題が解決されたわけではありませんでした。

 何と今度はAWXアンテナは周囲の屋根やガラスの影響を受け、全般的にSWRが悪化していました。

 AWXアンテナですがかなり屋根や壁や地上高の影響を受けるようで設置にもなるべく壁や屋根から距離を置き、SWRを悪化させないようにしないといけません。

 

 AWXアンテナがベランダや屋根の影響を受けるので影響を減らすように角度をつけたり、アルミパイプで本体を延長する作業がついてまわる。アンテナの自作経験の乏しい初心者には結構、難しい作業なので試行錯誤が必要。

 ベランダアンテナとしてAWXアンテナを設置する際もアルミパイプを活用してAWXアンテナ本体を延長して、壁や屋根の影響を受けないように設置しないとで体の力を発揮できないトラブルに苦しむようになります。

 結局、最終的に45度の角度でAWXアンテナをベランダから出し、屋根や瓦の影響を受けないように配慮することである程度、納得のゆく受信感度を得ることに成功しました。

 AWXアンテナの製作も簡単なようで難しく、コツをつかんでAWXアンテナを何とか動作させても、今度は設置に関してもテクニックがいるので残念ながらAWXアンテナは初心者にやさしいアンテナとはいえないことが分かりました。

 現在、大雪でこれまたせっかく制作したAWXアンテナの性能を妨害するようなスノーノイズの発生源に苦しめられてしまい、本来の力を発揮できないジレンマに悩まされているのですが、雪が解けたらまた、新しいアンテナ制作の実験に挑戦したいと思います。

 

Facebooktwitterrssyoutubeinstagram