AWXアンテナを制作してベランダで航空無線を効率的に受信 その2

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 どうも、こんにちは。T・K生です。

 今回は新しく製作したAWXアンテナを実際にベランダに設置した際の写真とSWR関連のデータを紹介します。

 AWXアンテナのベランダアンテナの設置にはちょっと苦労してしまうのだが・・・

 今回、AWXアンテナを実際、ベランダに設置したのですが、かなり大きいといえば大きいです。

 56㎝のエレメントを4本、設置するのである程度、スペースを取ってしまいます。

  全体的な大きさが1m×1mなので結構、大きいといえば大きい・・・

 前に制作した垂直ダイポールアンテナよりかなり大きくなり、1m近くベランダの周囲を占有します。

 加えてAWXアンテナなのですが屋根や壁の影響でインピーダンスが上昇する場合もあり、納得がいかない結果に陥ることもあります。

 設計段階ではSWRが1.3程度でいい結果が出ていて成功したか?と思って実際、ベランダに設置すると屋根や壁の影響を受けてSWRが中心周波数で2.0以上になってしまうことも結構、多いので設置にはかなり悩まされます。

 私の場合、屋根の影響をかなり受けてうまくいかなかったのでアルミパイプを2本、活用して、45度の角度で傾斜させたら何とかなりました。

 この辺のいい方法が分からず、何回も試行錯誤して何とかなった時はさすがにほっとしました。

 45度の角度をつけてアルミパイプを突き出し、屋根の影響を減らした。屋根が悪さしてSWRを上げてしまうのに苦労・・・

 DIY店でアルミパイプ1mを2本、45度の塩ビパイプ用のエルボを1本、購入してベランダに設置する際になるべく屋根や窓から距離を置くようにしました。

 風で飛ばされることを考えた場合、前に作った垂直ダイポールアンテナよりAWXアンテナは重さがあるのでアルミパイプを使うことにしてU時ボルトでしっかり固定しました。

 窓が北側にあり、北側方面の電波は残念ながら窓に遮断されて遮られますが、南側と西側と東側の電波はしっかり受信できるような構成になりました。

 SWRを測定すると118MHzから136MHzのVHFエアーバンド帯が納得のゆく結果に

 AWXアンテナですがSWRをアンテナアナライザーで測定したら118MHzから136MHzのVHF帯が2.0以下になり、広域帯で航空無線の通信も受信できました。

 VHF帯エアーバンド帯のSWRは1.6程度。屋根の影響が出てしまって1.3にはならなかったが納得のいく結果になったのはうれしい。

 アマチュア無線帯の144MHz帯はSWRは2.0以上に跳ね上がりました。

 ちょっと感度低下の問題も出ますが、144MHzのアマチュア無線も強いローカル局ならばしっかりと受信できました。SWR2.0に上昇したのは周囲の屋根や壁の影響だと思います。

 今回、製作したAWXアンテナで144MHzのアマチュア無線には出れないが、無線通信は何局か受信できた。SWR2.1では電波を発射するのはNG。

 エアーバンドを中心に受信してオマケで144MHzのアマチュア無線を受信するならな今回のエレメント56㎝という設計は納得のいく長さになり、うまく言った感じです。

 FM放送もSWRは3程度に跳ね上がっていまいましたが、FM放送も多くの局が受信できて普通に受信できました。強いFM局ならばFMステレオ放送もしっかり受信できました。

 SWRが納得のいくデータに落ち着いた時点で先端のエレメントを2液のエポキシ系接着剤で固めました。

 AWXアンテナの先端をエポキシ系接着剤で固めておかないと金属部分とアンテナ線の半田付けした部分に水が入り込み、しばらく使っているとインピーダンスが悪化して感度が低下するので時間をかけて処理します。

(接着剤が固まるまで2時間ほどが必須。冬場は4時間ほど)

 SWRが落ち着いた時点でエポキシ系接着剤で接合部分を固める。固めることで動作が安定し、市販のアンテナのように近い出来になる。

 固まった時点で再びAWXアンテナをベランダに固定して、実際、SDRラジオなどで受信できるようにします。

 AWXアンテナで航空無線を受信してみるとやはり感度がいいので納得

 実際、AWXアンテナでSDRラジオなどでエアーバンドを受信すると感度が明らかに垂直ダイポールよりいい感じです。垂直ダイポールアンテナより多くの無線通信が受信できました。

 電波法で内容は明かせないのですが、124.1MHzの関東北セクターの無線通信や118.9MHzの東北方面の航空無線通信がしっかり受信できました。英語で飛行機の高度やコールサインが頻繁に飛び交っていて英語の勉強にもなります。

 他にもカンパニーラジオという日本語の業務連絡やACARSなどの位置情報通信もそこそこ受信できました。

 BGMのようにエアーバンドを受信する場合、AWXアンテナは自作するとベランダアンテナとしても優秀なような気がします。

 市販のアンテナをエアーバンド用に購入すると3万円以上、かかるのが相場ですが、AWXアンテナで自作に成功すればアルミパイプやU字ボルトを含めて5000円程度でできるので結構、コスト的にもお得だったりします。

 今回、アンテナを制作するのにかなり時間がかかりましたが、3年くらいは持ちこたえそうですね。

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