SDRラジオを野外でスマホで受信してみた

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 どうも、こんにちは。T・K生です。

 今回はSDRラジオでスマホを受信してみたのでご報告いたします。

 SDRラジオに簡易ロッドアンテナをつけてスマホで高い山に登って受信することを思いつく

 ロッドアンテナの感度は余りよくありません。

 室内でロッドアンテナでFM放送や無線通信を受信する場合、ガラスや鉄筋コンクリートに電波が遮られて感度低下も起こりやすいので使い物になりません。

 そこでSDRラジオにロッドアンテナをつけて活用する際に高い山の山頂付近に登って移動受信のような感じで受信すればいいのではないか?と考えて、今回、スマホでSDRラジオを駆動して受信することにチャレンジしました。

 アマチュア無線の144MHzや430MHzの移動運用のような移動受信をSDRスマホでチャレンジしてみようということで移動受信に挑戦しました。

 AndroidのスマホにSDRラジオ用のアプリをインストールするのが面倒

 私の所有しているスマホはAndroidです。Google PlayでSDRラジオ受信関連のアプリを検索してSDRラジオで使えるものを試してみたらSDR Touchというアプリが受信に向いていることが分かりました。

 SDR touchですが単体では動作しないのでSDR driverというデバイスを認識させるための調整用のアプリまでインストールする必要があり、アプリを2個、インストールして動かすまで結構、時間がかかりました。

 まず初めにSDR driverをインストールし、次にSDR TouchをインストールしてSDRラジオを接続すると機器が認識して、スマホでもSDRラジオが楽しめるようになります。

 SDR touch単体だけでは動作できないので先にSDR driverをインストールしないと受信できないのが初心者向けでないのでちょっと手こずりました。

 SDR driver(初めにインストールしなければならない調整用のソフト)

 SDR Touch(SDR driverをインストール後に追加するSDRラジオ受信ソフト)

 まず初めにSDR Driverをスマホにインストールした後にSDR touchをインストールしてから、RTL2832Uで動作するSDラジオをスマホに接続して起動しないと残念ながら動作しない構成になっていて結構、厄介です。

 加えてSDR touchですが完全にスペクトラムアナライザの機能を使うためには1000円ほどの課金をしなければならず、無料版の場合、機能に制限があります。

 完全にSDR touchを使い倒すためにはSDR touch keyというスペクトラムアナライザの機能を解禁できるライセンスキーを有料で購入しないといけない仕組みになっています。

  SDR touch key(有料ライセンスキー)

 SDR touchですが英語で説明しかなく、日本でも実際、受信している人が少ないのでかなり面喰いました。正直いいましてかなり面倒で厄介です。

  何とか自宅でSDR touchが動作できた時点でSDRラジオとスマホを持参して山に登ってロッドアンテナで受信できないか?に踏み切れました。

 SDR Touchが動作した時点で山にスマホとSDRラジオとロッドアンテナを持参して受信実験開始

 何とか自宅でSDR Touchの受信に成功したので機材を一式持参して近くの山に移動して受信しました。

 山の山頂の公園でスマホとSDRラジオの機材一式をそろえる。かなり大掛かりになる。周囲に騒音をまき散らさないようにヘッドフォンも必須。警察の職務質問も覚悟。

 私が移動した山の頂上付近に公園と駐車場があり、展望台もありまして、電波がよく届きそうな雰囲気が濃厚にありました。

 公園の休憩所で機材を一式、おいてSDR Touchで移動受信をロッドアンテナでしてみました。

 結果ですが室内でロッドアンテナでFM放送を受信した際は雑音まみれで信号が全く受信できない状況でしたが、野外に移動して受信してみるとしっかりFMステレオ放送がロッドアンテナでも受信できました。

 FM放送をロッドアンテナで受信できた。無料版ゆえにSDR touchのウォーターフォール機能が60秒間だけ動作。

 山の上の公園というロケーションの良さに助けられてとりあえずFM放送程度ならば満足に受信できるようになり、FMステレオ放送は楽しめました。

 試しにVHF帯の航空無線を受信してたものの結果が良くなくて残念

 ロッドアンテナでFM放送がステレオで受信できたので試しにVHF帯の航空無線を受信してみました。

 結果はそこそこ受信できたもののやはりロッドアンテナでは役不足のままでした。スマホのヘッドフォンからもなぜか雑音が多く、ちょっと期待外れでした。

 FM放送受信後にAMモードに変更して120MHz帯の航空無線を受信したが、結果はアンテナが安物ゆえに余り良くなかった。そこそこ受信できたが、市販のレシーバーには敗北気味・・・

 やはりロッドアンテナで航空無線を受信することは無理があるようで高い山に登って受信しても少しマシになる程度で使い物にはなりませんでした。

 空港の近くならば航空無線をロッドアンテナで受信して更新を楽しむのはある程度、可能ですが、やはり空港から離れている場所でロッドアンテナの受信では苦しいものがあります。

  スマホでSDRラジオの動作はバッテリーの減りが早くなる

 今回、スマホでSDRラジオを動作できたのですが、あくまでFMステレオ放送をロッドアンテナで受信できる程度にとどまりました。

 野外でFM放送を受信できるようになるメリットはあるのですが、あくまでオマケ程度にSDRラジオを楽しむ程度になるか?と思いました。

 実際、スマホSDRラジオ受信のために機材を広げると結構、スペースも取りますし、ケーブルやヘッドフォンの設定も面倒なので普通にラジオや広域帯受信機を持参して山頂に登って受信を楽しんだほうがお手軽な感じがします。

 加えてSDRラジオをスマホに接続して受信した際に消費電流が増加しますので、バッテリーの減りが早くなるようで長時間、受信する際は予備の外部バッテリーが必須になります。

 バッテリーの持ちに関しても市販のラジオやワイドバンドレシーバーの方が優れていてスマホでSDRは残念ながらデメリットが多いような気がしてなりません。

 自分もバッテリーのことを考えて実際の受信は1時間ほどしかしませんでした。

 スマホでSDRラジオの移動受信で本格的に通信を受信したい場合、専門のアンテナと外部バッテリーを用意しておく必要がありそうです。

 今回は動作試験用のような感じでしたが、とりあえず何とかスマホでSDRラジオの受信にはそこそこ成功したのではないか?と我ながら思いました。

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