DC-DC 降圧型コンバーターでラズパイ3を動かす実験(後編)

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 こんにちは、T・K生です。

 今回はDC-DC 降圧型コンバーターでラズパイ3を動かすための実験の後編です。

 DC-DC 降圧型コンバーターでDC12VからDC5.3Vを作り出す

 ラズパイ3を動かすためにはDC5.3Vの電圧を給電することで電圧降下の問題をクリアして、動作を安定させないといけません。

 DC-DC降圧型コンバーターでDC5.3Vに電圧を下げて使うのですが、3端子レギュレーターを活用して5Vを作る動作に近い電圧を作るのに似ています。

 LM317や7805という5V 3Aのリニア式の3端子レギュレーターに近い構成で降圧型DC-DCコンバーターは動作しますので、ある程度、昔、3端子レギュレーターで電子工作を楽しんだ人は今回、私が紹介したDC-DCコンバーターの動作は理解しやすいと思います。

 試しにDC5.3Vの電圧を作ってUSB端子に給電してみるとしっかりと5Vを示し、オーディオスピーカーが鳴りました。

 DC-DCコンバーターで最大3Aを使うためにはヒートシンクで半導体を冷やすことも必要になるので必ず取り付けます。

 ラズパイ3に降圧型DC-DCコンバーターを接続すると動作に成功

 DC-DC降圧型コンバーターを使い、ラズパイ3にDC5.3Vの電圧を供給するとしっかりと動作しました。

 DC5.0VのACアダプターを使った際に発生する電圧降下の稲妻マークが出ない状態で使うことが可能になりました。

 DC9VからDC12V級の電圧が出せて、電流容量が3A以上のACアダプターがあればラズパイ3向けにDC-DC 降圧型コンバーターを使えば動作も可能です。

 ラズパイ3の消費電流ですが最大2.5A程度なので、今回、紹介した降圧型DC-DCコンバーターで最大3Aを出力できる製品ならば何とか動く範囲に収まっています。

 将来的にDC12V 5AクラスのACアダプターをDC-DC降圧型のコンバーターに接続して、ラズパイ3をサーバーとして動作させることも可能です。

 12V5Aクラスの大容量のACアダプターの電圧をDC-DC降圧型コンバーターを用いてDC5Vで電圧調整して動かせば、スイッチング電源より、回路構成が簡単な状態でラズパイサーバーを安定して動かせるでしょう。

 ラズパイ4の5V 3Aのスペックでは今回のDC-DC降圧型コンバーターでは動作が厳しい

 今回、紹介した降圧型DC-DCコンバーターの最大供給電流は3Aなので、残念ながらラズパイ4の電流スペックでは苦しい展開になってしまいます。

 降圧型のDC-DCコンバーターで電流容量を安定して4A以上を流せる製品であれば、DC-DC降圧型コンバーターとしてラズパイ4も動かせますが、残念ながら今回、使用した最大3AのDC-DCコンバーターでは動かすのが難しくなります。

 最大4Aを安定して流せる降圧型のDC-DCコンバーターを入手出来たらラズパイ4でDC12Vを降圧してDC5Vにした状態でラズパイ4を動かす実験と検証をしたいと思います。

 参考:今回、紹介したDC-DC降圧型コンバーターを購入する

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