


どうも、こんにちは。T・K生です。
今回はDC-DC 昇圧型コンバーターを用いてラズベリーパイ用のACアダプターの電圧をアップして、任天堂のスーパーファミコンを実際、動かしてみる実験をしたいと思います。
ラズパイ用のACアダプターのDC5VをスーパーファミコンのDC10Vに昇圧して動かす
ラズパイ用のACアダプターですが、DC5Vを出力できて、電流容量は3Aあります。電源回路も小型化してあり、結構、コンパクトにまとまっていたりします。
半面、任天堂のレトロゲーム機のスーパーファミコンのACアダプターはDC10Vの電圧で動作し、しかもACアダプターのセンターがマイナスという昔のACアダプターの極性が統一されていない時代の製品です。
スーパーファミコンのACアダプターも昔の電子機器ゆえに重く、大きいのでちょっと見栄えが悪いです。
スーパーファミコンのACアダプターの規格はDC10Vの動作を必要とし、センターマイナス型。消費電流は850mA。昭和時代の家電なのでACアダプター中心がプラスではなく、しかも大きくて重い。コンセントも占有してしまうのも厄介。
せっかくだからDC-DC昇圧型コンバーターと不要になったラズパイ用のACアダプターを活用してレトロゲームの電源周囲を刷新するための実験をしたいと考えて、接続してみることにしました。
スーパーファミコンのACアダプターはDC10Vでセンターマイナスなので極性には注意
任天堂の傑作ROMカートリッジ式のスーパーファミコンなのですが、ACアダプターの極性はセンターマイナスというタイプなので極性が逆になります。
DC-DCコンバーターの出力OUT側の極性が反転するので注意してください。
赤線をDC-DCコンバーターの黒線GNDマイナス側に接続し、黒線をDC-DCコンバーターのV+側に接続します。
DC-DCコンバーターの電圧はDC10Vに調整し、テスターで電圧をチェックしたらスーパーファミコン本体に接続します。
極性を間違えたり、電圧をDC10VにしないとDC-DCコンバーターやスーパーファミコンが破損するので極性と電圧に関してはしっかりとチェックしてから接続してください。
電圧をDC10Vに調整してSFCに電源を供給。デジタル表示は9.9Vに合わせるとテスターの電圧はDC10Vを差すので9.9Vに調整
実際、懐かしのスーパーファミコンを動かしてみると問題なく動かせた
ラズベリーパイ用のACアダプターを活用して、DC-DC昇圧型コンバーターを活用してスーパーファミコンに極性を合わせて接続したらしっかりと動きました。
試験的に用意した『ドラゴンクエスト1・2』を試しに動かしてみましたが、問題なく動いています。
小型化したラズパイ用のACアダプターのおかげで古いスーパーファミコン用のACアダプターよりも見栄えが良くなり、電流容量も3Aということでお釣りがきてもいい位、供給電流にも余裕が出ています。
将来的に電源ターミナル端子を活用してレトロゲーム機を3台同時に動かしてACアダプターを減らしたいと考えた場合にラズパイ用のACアダプターと今回、紹介したDC-DC昇圧コンバーターを用いて電源周辺の環境を簡略化するとすっきりすると思います。
任天堂のスーパーファミコンと同時代のレトロゲームハードでセガから発売されていたメガドライブとメガCDというハードウェアがあったのですが、大きなACアダプターを2個も使い、コンセントを占有してしまう問題がありました。
今回、私が紹介したDC-DC昇圧型コンバーターを接続して電圧を分圧することでACアダプターが1個で済み、コンセントもすっきりしますのでレトロゲームが好きな人はDC-DCコンバーターを用いて電源系統をすっきりするような工作をすると楽しいと思いますよ。
そのうち余裕が出たらセガのメガドライブとメガCDを入手して、DC-DCコンバーターでACアダプター周辺を簡略化しようかな?と思います。
あくまで余裕が出ればのお話しですけどね。




