ラズパイ用アクリルケースと金属ケースの違いを考えてみた

Facebooktwittermail

 どうも、こんにちは。T・K生です。

 今回はラズパイのケースに関してのちょっとした差を自分なりに考えてみました。

 アクリルケース(プラケース)と金属ケースの違いについて自分なりに工作や加工に取り組みましたので双方のメリットやデメリットに関して率直に語ってみたいと思います。

 アクリルケースに関するメリット

 ・価格が安いので初心者向け。

 ・トグルスイッチやGPIO端子から給電する際に穴あけ加工が可能で拡張性もある。

 ・マイクロSDカードを取り外しやすい機種があり、複数のマイクロSDカードを交換して使いたい場合に有利な製品もある。

 ・重さが金属ケースに比べて軽くなる。

 アクリルケースに関するデメリット

 ・ラズベリーパイ本体からのノイズを発射してしまう。周囲にノイズをまき散らし、ラズパイがノイズ発生源になってしまう可能性もあり。

 ・環境が悪い場合、ラズベリーパイ本体にノイズが飛び込み、SDRラジオ受信機の受信に障害を与えたり、オーディオ関係でハイ・クオリティな音源環境を構築した場合、ノイズトラブルに苦しむことがある。

 ・放熱ファンを5Vで回転してもプラスチックケースがやんわりと熱を持ち、給食の弁当のように暖かくなる。もし、発火した際にアクリルやプラスチックが燃えて火災の被害が大きくなる。

 ・サーバーのような長期運用に関してはアクリルケースは発熱の危険もあるので使うべきでない。軽い用途ならばラズパイのプラケースは使えるが、本格的な用途ならば金属製の方が優れている。

  金属ケースに関するデメリット

 ・価格がアクリルケースに比べると高い。

 ・トグルスイッチなどの穴加工ができない。GPIO関連のケーブルを通す横の穴はあるが、トグルスイッチを穴加工して取り付けるのは不可能。もし、金属ケースに穴加工してトグルスイッチなどを取り付けたいと考えた場合、特注になり、高めの費用がかかる。

 ・マイクロSDカードが取り出せないのでマイクロSDカードを取り出す際、ケースのネジを外して交換するのが大変。

 ・マイクロSDカードの交換作業が面倒なだけでなく、何どもケースのネジを止めたり外したりすることでネジ山が劣化して、ネジがゆるんだままの危険な状態になる。ゴム系ボンドやネジロックでとりあえず修理はできるが、面倒になる面も。

 金属ケースに関するメリット

 ・金属のシールド効果の影響で電磁波や雑音をカットできるシールド効果が優れている。SDRラジオやオーディオ関連ならばできる限り金属製のケースを使った方が本来の性能が発揮できる。業務用や計測、測定用でいい結果を出したいのであれば金属ケースで本体をシールドした方が無難。

 ・熱に強いのでサーバー運用ならば金属ケースの方が安定する。金属ケースの重量もあるのでずっと置いて使う場合、安定感が抜群。NASサーバーもできる限り金属ケースで組んだ方がサーバーの信頼度が高まる。ラズパイでサーバーを組むのであれば金属ケースを使用したほうが高信頼。

 こんな感じでしょうか?

 自分もアクリルケースと金属ケースでラズパイは合計3台、所有していますが、双方にいい点と悪い点があり、甲乙つけがたい面がありますね。

 当初、アクリルケースを購入した際には何か損をしたような気持になりました。

 一瞬、アクリルケースの安っぽさに後悔もしたのですが、徐々に穴加工でファンの速度切り替えやGPIO給電ケーブルの動作に成功するとアクリルケースの方がいい部分もあるな、ということで後からそこそこ満足するようになりました。

Facebooktwitterrssyoutubeinstagram