


どうも、こんにちは。T・K生です。
今回はラズパイ4の電源の配線の位置を変えるためにアクリルケースの穴を加工した小改造の記事を書きたいと思います。
せっかくスイッチング電源でラズパイ4の動作が安定したのにどうも電源の給電が邪魔な感じに苦しむ
スイッチング電源の動作が安定してラズパイ4もきちんと電圧降下の問題に苦しまなくなったのはいいのですが、実は完成しても小さな問題が出ていました。
ラズパイ4のGPIO端子にDC5.3Vを給電する際にマイクロSDカードの下側に赤と黒の電源ケーブルを通していたのですが、ちょっと邪魔くさい感じでした。おまけに給電ケーブルを太くしたので
そこでラズパイ4のアクリルケースに穴をあけてケーブルを加工して見栄えを良くしたいと考えまして、実際に穴加工を実行しました。
アクリルケースならば穴加工は何とかなる
ラズパイの金属ケースならば穴加工は大変で困難な作業がありますが、アクリルケースのようなプラスチック製のケースならば穴加工が何とかなります。
ラズパイのアクリルケースのマイクロSDカードがある後ろ側の真ん中にマジックペンで穴のあける場所にマーキングします。
油性の黒いマジックペンを活用し、開けたい位置にマーキングします。直角定規やDIY用の金定規などがあると便利で開ける穴の位置を決めやすいので定規で割り出してください。
油性マジックペンでマーキングした場所にハンドドリルや電動リューターを使って穴をあけます。
20Wの半田ごてを使って黒くマーキングした場所に目印代わりに軽く熱した半田ごてを押し付けてガイド穴を作った後にドリルが通過しやすくするようになると穴加工が楽になります。
穴加工でドリルが貫通したらダイヤモンドの丸ヤスリでバリを取り、電源コードが接続できるように大きさを調整します。
電源ケーブルを穴に通し、熱収縮チューブを通してから配線を半田づけします。
半田づけした部分の熱収縮チューブを過熱する際にラズパイのケースに熱を加えないように注意してください。
穴を開けた場所の配線が終ったら穴の開いた裏側を接着剤で固定します。エポキシ系の接着剤や水性の木工用ボンドなどを使って固定すると配線が動かなくなり、安定化します。
グルーガンを活用してホットメルトで固める手もありますが、今回は水性の木工用ボンドで固めました。
再びラズパイ4に電源を投入し、動作チェックして、無事、モニターに画面が映ることを確認。
配線がすっきりして、自分でも納得のいくようなスタイルになり、使い勝手が向上しました。




