


どうも、こんにちは。T・K生です。
今回はラズベリーパイ4のUSB TYPE-Cの電源をNintendo Switchの電源に使い回さない方がいいことを解説したいと思います。
Nintendo switch用のUSB TYPE-Cの電源アダプターとラズベリーパイ4のUSB TYPE-CのACアダプターは電圧が同じでも内部抵抗に違いがある
Nintendo switchのACアダプターとラズパイ4のACアダプターは原則的に電圧はほぼ同じですが、USB TYPE-Cのケーブルの内部抵抗や供給電流に差があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Nintendo_Switch
Nintendo SwithのUSB TYPE-CのACアダプターのスペック
DC5.0V 1.5A 内部抵抗は56Kで給電
ニンテンドースイッチの充電あれこれ(電気の基礎からお勉強編)
Nintendo Switchの給電 内部抵抗レジスタ56kオームに関する記事
ラズベリーパイ4のUSB TYPE-CのACアダプターのスペック
DC5.1V 3A 内部抵抗10Kオームで給電
実際にNintendo Swithとラズベリーパイ4のACアダプターには違いがあることが分かります。
ラズパイ4向けのACアダプターの電圧が0.1V高く、電流量も1.5A高く、なおかつ、ケーブルの内部抵抗がNintendo Switchより少ないです。
ラズベリーパイ4のACアダプターが0.1V電圧が高く、電流容量が1.5Aも多く、加えてケーブルの内部抵抗が46Kオーム少ないということはオームの法則に当てはめて考えてみるとラズパイ4のACアダプターをNintendo Switchに接続して給電するとより大きな電流と電圧がかかることになり、故障の可能性が出てきます。
基本的にラズパイ4のUSB TYPE-CをNintendo Switchの給電には使わないでください。
もし、ラズベリーパイ4のUSB TYPE-CのACアダプターをNintendo Switchに接続して過電流や過電圧で故障した場合、残念ながら有償修理になります。
同じように見えても電圧、電流、内部抵抗の違いでラズパイ4のUSBアダプターはNintendo Switchと違いがあり、故障の原因になります。
中古でも3万円を超えているNintendo Switchですが、ラズパイ4のUSB-TYPE CのACアダプターを接続して壊して有償修理となれば楽しいゲームもできなくなり、泣きたくなるような悪夢の展開もありえます。
Nintendo SwitchのACアダプターはラズパイ4のACアダプターに使い回すことは不可能
もし、Nintendo Switchを持っていて逆にNintendo SwitchのACアダプターをラズベリーパイ4を動かすことができるか?といえば、残念ながら不可能です。
ラズパイ4を安定して動かすには5.1Vの電圧を内部抵抗10KオームのUSB-TYPE Cで給電して、電流容量は3Aが必須です。Nintendo switchのACアダプターでは条件を満たしていませんので、あっという間に稲妻マークの警告表示が出るだけでなく、USB形式の周辺機器を接続して動かすことも不可能です。
結局、Nintendo Switchは純正のメーカー推奨の純正ACアダプターを購入して動かすのが正しいということ
Nintendo Switchですが結局のところ、メーカーが推奨している純正の専用のACアダプターを接続して動かすことが無難でしょう。
ラズパイ4のACアダプターが余っているからNintendo Switchに使い回してコストを下げようということはやめた方がいいです。逆にNinendo SwitchのACアダプターをラズパイ4に使い回そうとすると電圧降下を誘発して動作しなくなります。
ラズパイ4はラズパイ4の5.1V 3AのスペックのACアダプターを活用して、NIntendo SwitchにはNIntendo Switchの純正ACアダプターを活用しましょう。




