自分がいるべき「経済圏」はどこか?過去の経験を交えて考えてみる【Yuuui's memo】

Hello,World!
Yuuuiです。

今回は私の尊敬する方のひとり、西野亮廣さん新R25さんのチャンネル企画でお話しされているこちらの動画の内容について、考えてみたいと思います。

西野亮廣「稼ぎたいなら、自分が住んでいる経済圏のルールを守れ。副業をするなら…」@nishinoakihiro」By 新R25編集部
※下記クリックで動画に飛びます

スクリーンショット 2020-09-17 19.57.32

こちらの動画自体は2020年3月12日に公開されており、収録された時期を考えてもネタとしては若干古いかな、というところですが非常に興味深いかつ重要なトピックスだと思い、取り上げました。

私自身、現時点では「絶対フリーランスになりたい!」と強く思っているわけではないのですが、これからの時代、たとえ会社員であっても「自己プロデュース能力」のアリナシで稼げる人になれるかどうか、もっと言えば人生そのものが変わってくるといっても過言ではないと思っています。

なのでいつもブログを読んでくださっている方や、今回たまたま見かけたので読んでます、、というともぜひ意見交換してみたいなと思いますので、もし読了後に「僕はこう思う!」とか「私はこっちにいきたい」とかありましたら、ぜひぜひ気軽にTwitterから話しかけてください!

概要

・稼ぐためには「まず自分がどこの経済圏に住んでいる住人かを把握するべき」
・「経済圏」とはざっくりと「お金が集まる共通の価値基準を持った世界の区分け」を指す
・「経済圏」は現在大きく分けて「貨幣経済」「評価経済」の2種類が存在している
・「評価経済」は「フォロワー数経済」と「信用経済」に二分されている

上記について、自分の過去の経験や考えも交えながらお話したいと思います。

声優になりたかったけどなれなかった過去、そして今思うこと

西野さんは動画のなかで「自分がどこの経済圏の住人かを明確にしたら、その世界のルールは絶対に守れ。それが稼ぐための方法だ」とおっしゃっています。

はじめてこの話を聞いたとき私は「なんてわかりやすい説明、定義付けなんだろう!」と感動しました。
私は声優になりたいと思っていろいろと試行錯誤した時期がありましたので、その間ずっと「自分の住む経済圏を決めてそのルールを守る」のと似たようなことをしていました。実際には「自分の住む経済圏」さえ見つけられなかったですが(笑)

具体的にそれはなにかというと「自分のキャラ付け」、いわば「自分の売りを見つけること」です。芸能界を目指す方はみなさん必ず通るいばらの道だと思うのですが、ここでは私の話を例にさせていただきますね。

声優という仕事は今や声優業だけにとどまらず、歌を歌う、写真集を出す、ブランドをプロデュースする、などマルチタレント化しています。「自分の得意なこと」と「自分のやりたいこと」、そして「自分に求められているもの」が必ずしも一致するとは限らないなかで、先に挙げた要素がすべて重なり合う場所を探すのは本当に苦しい作業でした。答えもない、答えがあるのかすらわからない手探り状態のまま、自分の嫌なところを突きつけられる毎日。私には行けなかった場所へ行った「あの子」と「私」はなにが違うんだろう?どんなに考えたって、藻搔いたって、泣き喚いたって手にすることができない「もの」は確実に存在していました。だからといって立ち止まって文句垂れててもなにも変わらない。
今思えば「よくやってたなあ…」と他人事のように思いますが(笑)当時は必死で全く気付かなかったですね。

ちょっと話が逸れてしまったのですが、要は「自分の住む経済圏を明確にする」=「自分の売り方・他人から見て価値のあるものをはっきりさせる」ということだと思います。
お金は(マネーゲームを除き)、他人が自分または自分の作り出したものに価値を感じたときに発生し、増えていくものです。だから自分自身だけが価値を感じている状態では「売れること」はできません。なおこれは経験談です(笑)

私は散々悔しい思いもしたし、恥ずかしい思いもしたし、後悔もたくさんしましたけど今となっては「よかったな」って思っています。なぜなら「逃げ出したくなるほど自分と向き合う」という経験は普通に社会人生活をしていたら絶対に味わえなかったからです。

私の住みたい「経済圏」

結論から申しあげますと、私の目指す経済圏は「信用経済」です。
なぜなら私は嘘が苦手だからです。
理由について詳しく触れる前に、「経済圏」の定義について説明します。

動画のなかで西野さんは「経済圏」について

・貨幣経済
・評価経済

の2種類が存在し、さらに評価経済は「フォロワー数経済」と「信用経済」に分けられるとお話されています。

それぞれについて少し強引ですが簡単に述べるとするなら、
貨幣経済とは「お金をたくさん持っている人にさらにお金が集まる価値観の世界」。
評価経済とは「信用の大きさがお金に換算される価値観の世界」。
そのなかでもフォロワー数経済とは「支持される数が多いほど価値がある世界」、信用経済とは「信用の深さに価値がある世界」。
といったところでしょうか。

「私の売り」の原泉

これは私がアパレル販売員をしていた頃の話です。
現在のアパレル業界の実情については明るくないので私が働いていた頃の話となり恐縮ですが、当時のアパレル店員には大抵「個人売り上げノルマ」がありました。ご多分に漏れず私にも課されていました。達成できなかったら罰則、ということはさすがになかったですが、店舗目標を達成するにはやはり個人の売り上げが大事なので達成できなかったときは次は頑張ろうと思いながら落ち込んでいました。

当時働いていたお店の店長はすごく意識の高い方で、ショーケースの見せ方やレイアウトにこだわることはもちろん、接客品質向上のために自らマナー講習などを受けて自作のテキストを作り、スタッフに向けレクチャーを行うなど、非常に優秀な方でした。着任当時は落ち込んでいた売り上げも、その店長に変わってから全体で毎回ランキング上位に入るほどになっていました。個人売り上げでも店長はいつも上位をキープしていました。

少しでも使える技があれば盗もうと思い、当時そばで店長を観察し続け「店長の売り」に気が付きました。店長の接客はとにかく「楽しい」んですよね。洋服のことだけでなく、「今日食べたご飯が美味しかったこと」「仕事で失敗して落ち込んだこと」「プロポーズの相談」など、お客様自身のお話にも関心を持って友達みたいに仲良くなるお客様は「一緒に過ごす時間がとにかく楽しい」といった感じでいつも笑いが絶えず、賑やかな空間になっていました。ときに私も巻き込んで、「Yuuuiさんはね、この前こんなおかしなことを…」と言って笑いと興味を誘い、さりげなく私とお客様との接点を作ってくれる気遣いもあったり、とにかくサービス精神に溢れた接客だったのです。
そこには「販売員」と「お客様」という立場を超えた信頼関係があるように思いました。私の接客の原泉は間違いなく、この店長にあります。

接客とは「営業」である

販売員の仕事は「商品を売ること」ですが、「素晴らしい接客」と聞いてみなさんはなにを思い浮かべるでしょうか?
「接客」とはつまり「営業」です。「無関心」の状態から商品の魅力をいかに伝え、「興味」を持ってもらうか。いかにして「興味」から「欲しい!」フェーズに移行させ、購買意欲を刺激できるか。そして最終的にお客様の口から「買います」という言葉を引き出すことができるか。このように「営業」を成功させるためにクリアすべき課題はシンプルです。
”優秀な営業マン”の定義はさまざまありますが、実際のところ接客に正解はないと思っています。その接客が素晴らしいかどうか、よいか悪いか、好きか嫌いかはお客様が決めることであって販売員自身が操作できるものではないからです。

「商売」というのはリピーターを増やしていくことで初めて成り立ちます。新規顧客の獲得も大切ですが、安定した売り上げを上げるためには「私から服を買いたいという人の数を増やすのが重要である」というのを、当時は頭でなく肌で理解していて、常にどう接客するかを考えていました。
私の考える「素晴らしい接客」とは「お客様に対して正直であること」です。また接客をするときに一番大事にしていたことはお客様に嘘をつかないこと、そしてなにより優先したのは「深い信用」を勝ち取ることです。この考えは接客業を離れても変わらず、仕事をするうえでの重要な指針になっています。

「接客スタイルの違い」は「経済圏の違い」と似ている

私は売り上げ成績トップクラスの店長のことをすごく尊敬していました。店長の横から接客の様子をじっと観察して、勉強させていただく日々は大変なこともありましたが充実していました。幸いなことに店長も私のことを信頼して、いろんなことを任せてくれたり、相談してくれたりするようになっていました。

しかし店長の接客をずっと観察しているうちに、ある重大なことに気が付いたのです。それは私と店長の決定的な違いでもありましたが、唯一盗もうとは思わなかったことでした。
店長は接客が終わるとときどき、ひどく疲れた顔をして「やっと帰った…」と愚痴をこぼすことがありました。長時間の接客の末、お客様がなにも買わずに帰られたからです。店長は「まああの方は次来たら全部買っていくと思うし、なんとか買わせるようにするよ」と言っていて、私は当時とても口には出せませんでしたが「それって本当に洋服を買いに来てるの?」「本当は店長に会いたいだけで、洋服は「サービス料」みたいな感じで買っているんじゃないの?」と思っていました。
しかし現実的に販売員として求められるのは「売り上げ」であり、「顧客満足」です。お客様がなにに価値を感じてお金を払うかは自由なのです。そこに善悪は存在しませんし、それもひとつの「売り方」には違いありません。

そのとき、店長の接客の「売り」は「夢を見せること」なのだと気付きました。お客様にとっての「」を徹底的に叶えることで、「フォロワー」を増やすのです。お客様は店長の「フォロワー」だから「店長から」洋服を買いたいのです。実際、店長のお客様を接客したこともありますが、売れたことはなかったです。彼らからすれば、「店長から買う洋服」でなければ価値はないのです。

結局私は自分の中にある「販売員としての価値観」を捨てることはできませんでした。そして今も根本的に考えは変わっていません。どんなに売り上げが悪くてもお客様に似合わない服を勧めることはできなかったし、お喋りを目的としたお客様を相手にすることもありませんでした。それは私の目指す販売員象とはズレるからというのもありましたが、単純に私自身が嘘が下手だというのもあって店長と同じ戦略で接客することができなかったのです。繰り返しになりますが、「よい接客とはなにか」を定義するのは容易ではありません。
お客様の数、販売員の数だけ正解があると思うのであまりこだわりすぎず、「自分がこうありたい」という姿でいるのが一番よいように思います。

「あなたから買いたい」の落とし穴

私がなぜ「フォロワー」を増やす接客をしなかったのかというと、ひとつは既に述べたとおり「夢を見せるための嘘を付けなかったから」です。
そしてもうひとつは「販売員の使命は商品のファンを増やすこと」だと考えていたからです。

アパレル業界は過酷な労働環境であることが多く、スタッフの入れ替わりも激しい業界です。(今は違うのでしょうか、ご存知の方がいたらご教示くださいませ。)

長年勤めた「フォロワー」をたくさん持つスタッフが辞めたあと、その「フォロワー」は高確率でお店に来なくなります。理由は簡単で「夢を見せてくれる人」がいなくなったからです。そうなると困るのは誰かというとお店です。それまで獲得していた「フォロワー」は「商品」ではなく「販売員」の方に価値を感じてお金を落としていたわけですから、当然といえば当然です。しかし意外にもその事実に気付かないまま、「販売員」を売り出す方にばかり注力して本来の売り物である「商品」を等閑(なおざり)にする人や企業が多いことに驚きます。結果が出ているうちはいいですが、思うような数字が出なかったり、その「インフルエンサー」がいなくなるとなったとき、初めて焦るのです。「彼/彼女がいなくなったらどうしたらいいのだろう」「どうして売り上げが伸びないのだろう」と。答えは簡単です。「商品のファンを増やしてこなかったから」「肝心の商品を磨かなかったから」。それだけのことです。
これは洋服だけに限らずどんなことにも言えますが、「売り」は必ず正確に把握してなければならないし、磨く場所を誤ってはいけないのです。

だから「あなたから買いたい」は「あなたに売ってもらうと心地がよい」程度に留めておくのがいいのかな、と個人的には思っています。

自分の「経済圏」を見つけるために

これまで私の経験を長々と語らせていただきましたが、ひとえにこのセクションのための前振りです。
もしかしたら勘付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、店長の接客スタイルは「フォロワー数経済」の喩えであり、私の接客スタイルは「信用経済」の喩えとして用いました。
まず今回最もお伝えしたかったことを言わせていただくならば、「自分の経済圏」というのは「自分の譲れない価値観」から派生する生き方・歩き方そのものではないだろうかということです。
基本的に芸能界は「夢を売ることでお金を稼ぐ世界」です。私が声優になれなかったのは、「私・Yuuuiという声優」であるために嘘を付き続けられなかったからだと思います。逆に今こうやってブログで正直な気持ちを書きはじめてからというもの、お褒めの言葉を頂戴したり、新しい出会いに恵まれたり、少しづつ自分の人生がよい方向へ変わっているのを感じています

そして今「芸能界」自体も変わってきているように感じます。大手芸能事務所からも次々にタレントが出ていったり、Youtuberがテレビに出るという「逆行現象」的なものも起きている昨今。今までとは違うタイプの「経済圏」の住人が誕生する可能性は大いにあると思います。

今はさまざまなメディアやSNS上で「成功する方法」とか「やってはいけない習慣」とか「こうすればいいよ」という正解を示してくれる方法論的なリソースで溢れています。
誰だって絶対に成功したいし、かっこわるいことはしたくないし、楽をしたいのです。だけど結局は自分で考えて「やってみる」「やり続ける」ことでしかなにも手にすることはできないし、そもそもやってみなければ自分がそれに向いてるかどうかなんてこともわからないのです。

私の好きな映画のひとつ「キャロル」のなかの、私が好きなセリフなのですが。(細かい部分は違うかもしれません。。)

才能があるかどうかは他人が判断してくれるわ。だから思うようにやればいいのよ。」

西野亮廣さんも、とある大学の卒業式
人生に失敗なんかない。成功するまでやれば失敗は失敗じゃない。」とおっしゃっていて、すごく勇気をもらえました。

人生は一度しかありません。
今が一番若いんですから、とりあえずやってみましょ。
話はそれからということでまた次回、会いましょう!

————————————-
西野亮廣さん情報
Twitter   https://twitter.com/nishinoakihiro
Ameblo  https://ameblo.jp/nishino-akihiro/
・オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所
・全文無料公開中「新世界
新R25さん情報
Twitter    https://twitter.com/shin_R25
公式サイト  https://r25.jp/

●本文で紹介した映画●
キャロル (2016年2月11日公開)
2015年製作/118分/PG12/アメリカ
原題:Carol/配給:ファントム・フィルム
【あらすじ】
52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。
映画.comより一部抜粋)

————————————–
気に入っていただけたらぜひフォローお願いします😳
☆Follow me!
Twitter @yuuui202008
Facebook Yui Utauyo

★Check it Out! Subscribe!
仮歌singerが歌う「歌ってみた」動画
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCwEZ5YUe-JWKdj_Wal-0-bw

]]>

上部へスクロール